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zoom RSS 東濃瑞浪超深地層研究所訪問の感想

<<   作成日時 : 2008/06/22 10:34   >>

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6月上旬仲間の誘われて、JAEAの東濃地科学センター瑞浪超深地層研究所を見学した。
ここでは、昭和40年から旧原子燃料公社がウランの調査採掘に使った、縦坑跡地を利用して、平成7年から放射性廃棄物の地層処分に関する研究が行われている。
地層処分の研究では北海道の幌延が有名だが、日本の代表的な深地層(堆積層と花崗岩層)の花崗岩層の研究場所として重要な役目を持っている。

名古屋からスーパー快速で約1時間中央線の瑞浪駅に着く。そこから研究所のマイクロバスで約15分山間の敷地に地科学センター見えた。
最初センターの管理棟で所長さんほかのスタッフから研究成果と施設の説明を受けた後に、地下約200mの現場を見せてもらった。
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印象的だったこと(百聞は一見に如かず、の類)
1)ここは全く初めての見学であり、見る事聞くこと全てが「当に百聞は一見に如かず」であった。
以前から一度は訪ねてみたいと思っていた。現役時代は全く時間が割けなくて、その機会がなかった。今回は絶好の機会であり参加させて頂いたことに感謝する
2)予期に反して、実態は意外と小規模に見えた。これは地上施設が多くない事だろう。(地下1000mを掘るのにこの程度の設備で良いのだろうか。)
3)一番の目から鱗は、この地がウランの鉱山であった事そして日本のウラン鉱石埋  蔵量の約60%の埋蔵量が確認されているとの事。これで、なぜこの地にこの様    な施設が出来たかという長年の疑問がクリアになった。
4)地下の掘削現場は意外と湧水が少ないようで、600トン/日も出ているとは思えない。それにしてもこの湧水の処理が大変そうなことが実感できた。
5)この様な立抗の掘削技術は、最近の鉱山閉鎖で現場が少なくなっており、技術の伝承が問題になっている。
ここの工事は、本坑が大林、大成等のJV、換気抗が鹿島。清水等のJV請け負われているのは、最近の競争入札優先のご時世では難しい発注形態だが、技術伝承と言う意味では必要な発注形態であったものと納得した。
6)これだけの人とお金をと時間を費やした、立派な研究の成果を地下層処分場の選定と建設に是非活かして欲しいと思う。処分地を決める段階でも国はこの成果を活用して、早期に処分場建設のめどを立てるべきである。建設場所の決定が難しいことは分かっているが、だからと言って時間とお金を無駄にして良いとはいえない。お役人の金銭感覚と時間感覚は本当におかしいことを改めてお思い知った。

地下200m掘削現場
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